上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
3月31日、今日で3月も終わりだ。一昨日、仕事でちょっとややこしいことがあり、その対応でくたびれたので夜は抵抗せずあっさり早寝、その代わり日付が変わった翌日午前1時に起き出して8時間ぶっ通しにノートを取って、ようやくテキスト第1分冊『森林』を修了した。目は冴えきっているので、9時過ぎから裏山を樹木同定をしながら1時間半ほど歩く。桜は満開が近く、下山する際には登ってくる花見客や家族づれに何組も出会った。

 明けて今朝は岩登りトレーニング。5時に起きて、テキストの第2分冊『林業』を開き、少しだけ朱線を引いて6時前に家を出る。今日のトレーニングゲレンデは六甲蓬莱峡の屏風岩だ。和歌山からゲレンデに向かう道中、雨がぱらついて心配したが、幸いカッパを出すようなことにはならず、久々の登攀を楽しむことができた。

 蓬莱峡の岩は風化して柔らかくもろいが、関西一円の多くのクライマーが長らく取り付いてその手で磨き上げており、ガバっと掴めるホールドは頼りがいがあってそこそこ大胆なムーブができる。ン10年前に購入した魔法の靴『メガ』をザックに入れて持参、久しぶりに履いて岩にとりつくが、最初は登攀感覚が鈍りきっていておっかなびっくりだ。しかし、岩に慣れるにつれて段々本気モードになってくる。そのうち、落ちてもOKと思えるようになったらしめたモノで、かなり微妙なムーブにもチャレンジ、久々にしてはかなり細かいホールドにも立てて満足した。

DSCF0389.jpg

 ただし、当時の登攀専用靴の常識に従い、メガのサイズは極端に小さい。つま先まで紐締めにする構造でなんとか足が入る仕様にはなっているのだが、足指はまるで纏足(てんそく)のように曲がり、砂粒のように細かいスタンスに立つには無敵の道具だが、とにかく指先が猛烈に痛くて仕方がない。で、勢い、早く靴を脱ぎたい一心で難しい壁でも高度の恐怖感が麻痺して、遮二無二登ることになる。確保点に到着すれば、セルフビレイ(墜落しないように固定物に自分を繋ぐこと、自己確保)を取る間ももどかしく、何よりも先に大慌てで靴を脱ぎ捨ててハダシになり、やっと息をつくのだった。これはかつての穂高滝谷でも、六甲蓬莱峡でも変わらない。

 さて、身体は心地よい疲労程度だが、久しぶりのロッククライミングで身体が喜んで火照っている。加えて、ちょっと呑んじゃったので勉強したって能率は上がらない。こんなときは早く寝て、翌朝がんばるだけのことだ。『林業』は二週間程度で上げたいと思う。
スポンサーサイト
3月29日、明日明後日が土日になるので今日が実質的な年度末。国や県からの委託事業や補助事業は、決算も報告も全部締切だから一年でいちばん忙しいといっていい日なのだが、朝からちょっと神経を使う用事で御坊市に遠出し、さっき戻ってきたところだ。おかげで、ストレスがかかると必ず痛む右肩がいつにも増して痛い。

 こんな日でも、早朝4時半から勉強はした。昨日のうちに『森林』のテキストはいったん終える予定だったが、ノートを取り出すと結構時間がかかり、昨日の夜に加え今朝の作業でも取り切れなかった。やってみると、結構分量がある、どうやら終了は明日に持ち越しそうだ。

 昨日から再開のジョギング散歩は裏の高津志山へ。かつて南海電鉄が頂上に小さな遊園地を作り、細々と経営していた頃から名乗っていた「新吉野」・・・はさすがにちょっと恥ずかしいけれど、たしかにその桜はなかなかの見物で、毎年、多くの花見客が訪れる。今朝みたサクラは7分咲きといったところだが、さすがに時間が早いので貸しきりだった。それにしても、今年の開花は本当に早い。山の会では来週末に花見を予定しているのだが、その頃には葉桜になっちゃってるのじゃないかなあ・・ともあれ、今朝はこの山を往復して28分21秒。

3月28日、前に書いてからしばらく時間が空いてしまった。忙しく時間が過ぎて行く毎日で、仕事と睡眠や食事など生理的に不可欠な時間をまずとり、残った時間の中で受験勉強を優先すると、日記を書く時間はなかなか取りづらい。それに加えて、今朝からジョギングを再開したから朝はなお忙しくなった。4時に起きてまず1時間半勉強、6時から半時間(正確には29分9秒だった)ジョギング混じりの散歩をしてシャワーを浴び、7時半までは弁当づくりと朝食、そこから8時過ぎまで新聞2紙を丹念に読んでいまの時間だ。

 その新聞の記事、昨年末の総選挙について一票の格差を訴えていた裁判の判決が出そろった。各地高裁の14判決はすべて違憲で、うち2件は選挙自体の無効を言い渡した。つまり、いま衆議院に居並ぶ議員たちは憲法に反して国会を不法占拠をしていることになる。これは大変な事態だが、当の「選良」の皆さんさして慌てた空気もないのはどうしたことか。

 今回の判決の中には「ゼロ増5減も違憲」と明確に断じたものもある。小手先の選挙区調整では違憲状態は脱することができず、こうした格差を構造的に生み出す小選挙区制の廃止が避けられないと思うのだが、比例区削減なんてヤブにらみのとんでもない議論が出てくるのは、頭が悪くて事情が判っていないのか、それとも判らないふりをして党利党略をごり押ししようとしているのか。コトは民主主義の根幹に関わる問題だ。自浄力が期待できないのは全柔連も国会も似たようなモノというなら、第三者機関を作って世論にもはかり、真に民意を反映する選挙制度を一刻も早く確立しなければならない。

 さて、勉強の話、テキスト第1巻の『森林』はようやく終了に目処だ。単元ごとにまず赤線を引きながら通読、次いで試験を想定し鉛筆書きでノートを取り、最後にテキストとノートを覚えながら頭にたたき込んで演習、答え合わせでさらに記憶・・・の順序で勉強してきた。この学習システムを確立する前に読んだ部分にノートが取れていないところがあるのでそれを補わなくてはならないが、それも今日中には終わるだろうと思う。次の科目は『林業』、楽しみだ。

 読書は折口信夫(おりぐちしのぶ)の『死者の書』で挫折。民俗学者、国語学者であった折口は釈迢空(しゃく ちょうくう)の名で知られる歌人でもあった才人で、コジローが卒業した高校の大先輩。タイトルに触発されるところがあって読み始め、死者が暗い地底で蘇る冒頭の情景からしばらくは面白かったのだが、その記憶を辿るのが行きつ戻りつでえらくまどろっこしくて回りくどくて、かなり我慢して読み進んだものの辛抱しきれず、この忙しいのにこれ以上付き合いきれないって感じで投げ出してしまった。

 ジョギングの方は、体重が余りに・・・で多少気にしていたところ、職場の同僚から昨日、ズバリ悪意なく率直に「今最高ですね」って軽く指摘されたのが大いにこたえて再開(^_^;)。  たしかに、このまま座学ばかり集中して運動不足が重なり、体重が増え続けたうえ体力が落ちれば肝心の山を歩けなくなる恐れもある。重荷を担いでの冬山は無理でも、森を歩き回る体力くらいは維持しないと。ん~、ますます時間がなくなるな。
2013.03.23 驚異の世界だ
 3月23日。受験勉強はまずまず順調、植物と動物の関係性など詳しく学んでゆくと、地球の主役は植物であることがよくわかってくる。生物的相互作用という関係があって、進化の過程での影響の及ぼし方はお互い様ではあるのだけれど、その方向は常に植物が繁殖範囲を拡大してゆくという動機に導かれている。動物はその植物の利益に添う方向にのみ進化することを許されていただけだ。

 マルハナバチの行動と植物の関係、美しい花に込められた植物のしたたかな生存戦略、巧みに進化した種子散布の方法。何もかもが驚異の世界だ。これまでも断片的に知っていた話も多いのだけれど、それがこうして体系的に整理されてくるとますます面白く熱中する。まだ、机上の知識でしかないのだが~

 さて、読書もそこそこ、寺田寅彦の『物質とエネルギー』読了、先日読んだ『日本人の自然観』にくらべれば難しいが、まあ理解できる。80年前に書かれた科学啓蒙書で、もちろん素粒子なだまだおぼろげな想像の産物だったって時代の限界はあるが、当時最先端の知識を判りやすく伝えようとする著者の情熱に素直に頭が下がる。芥川龍之介の『藪の中』読了。これは映画『羅生門』の原作として有名、当時としては実験的な作品だったんだろうな。坂口安吾『堕落論』読了。内容はまあ同意だが、天皇をやり玉にあげて『堕落』の論理を展開しているところに、これが書かれた敗戦直後の時代の空気を感じる。今よりずっと自由でリベラルだったのではないだろうか。それだけ、今この瞬間が危なくなっているということなのだが。
3月21日は東京で表記の会合に出席してきました。
写真のアップには対応できないようですので、詳しくはまたの機会に。

P2013_0321_133821.jpg

 で、遅ればせながら写真をアップ。挨拶する長谷川理事長。

 行きの新幹線で宮沢賢治『春と修羅』読了。
 3月20日春分の日、今日は一日休みなので、4時から起きてみっちり勉強。今日中にテキストの第5チャプターを終える構えで6時間ほどぶっ続けでやったらさすがに疲れたので、10時過ぎから長靴を履き、図鑑とルーペを持っていそいそと裏山に出かけた。まえからずっとやりたかった実地での樹木同定だ。

 裏山は天下の景勝地和歌の浦を眼下に一望する高津志山の北斜面、どうってことのない暖帯林が広がっていて、これまでランニングや冬山トレーニング、それに花見だの日食観察だので頻繁に歩いているのだが、どんな木が生えているのか確認したことは一度もない。で今日、興味津々、図鑑と首っ引きで確認できたのは、アカマツ、カクレミノ、モチノキ、ネズミモチ、ヤブニッケイ、クスノキ、ヒサカキ、ヤマモモ、ネズミサシ、ヤブツバキの10種、あと、イマイチ確信が持てないのだが、ソヨゴとカゴノキと思しき植物も確認したように思う。まあ素人の初回のチャレンジとしては上出来ではないだろうか。ことにヒサカキとネズミサシを確信を持って同定できたときは嬉しかった。

 こうして名前がわかってみると、歩きなれた山道がまた違って見える。名前がわかれば、わかった木が背景から浮き出して自己を主張をし始めるのだ。まだ時間はかかるだろうが、とりあえず、この山の木は全部同定して、それにまつわる物語を語れるようになりたいと思う。前途ははるか遼遠だが・・・ 

 今日はフィールド1時間半を含め計12時間勉強した。が、それでもまだ第5章が終わらない。明日から東京へ出張だが、テキストとノートは持参しなくちゃならないなぁ。
2013.03.19 母の手
3月19日、今日も朝9時から午後4時までみっちり監査。結局2点の不適合と2点の観察事項を指摘されて終わった。不適合は直ちに是正を求められる問題点で、観察事項はまあ、内容的には不適合だけれど軽微なので、来年の監査までに解決しておいてねって感じだ。まあ、不満は残るがとりあえず終わってやれやれである。

 終業を待って、大急ぎで羽倉崎の病院に母を見舞う。羽倉崎は関空のすぐ手前、和歌山からそう遠くはないのだが、渋滞に巻き込まれると簡単にはたどり着けない。今日はたっぷり2時間もかかってしまった。帰りの時間には道も空くがそれでも1時間は優に懸かる。母もそう長くはないと思うので、できるだけ寄り添いたいとは思うが、実際のところ、この往復に費やす時間はなかなかつらい。

 しかし、その母も22日にいったん退院だ。入退院を繰り返し、今度こそこれっきりかと何度も思ったが、今回もなんとか持ちこたえて退院までがんばってくれた。長年のリウマチで痛々しく折れ曲がった指と手を握って、そのがんばりへの敬意と感謝を伝えたいと思う。…しかし、年を取ると手も小さく縮んでしまうのだろうか。それとも気づかなかっただけで、元からこんなに小さな手だったのだろうか。

 受験勉強はテキストの第五章で、植物生理などの内容も続くが、それに加えてどっと動物が出てきた。ツキノワグマだのカモシカだののほ乳類なら親しみもあるが、鳥類は半分も判らないし、まして膨大な種がある昆虫となればお手上げだ。まあ、いまはとにかくひたすら読み進むしかない。覚えるのはまだ先だ。

 明日は休日なので、図鑑片手に裏山に入って樹木の同定をしようと思っていたのだが、どうも空模様が怪しい。最初からカッパ着てやるのもなあ…
 

 
今日18日は、朝から農林水産省の独立行政法人から職員が二人派遣されての外部監査。コジローの勤め先である和歌山有機認証協会は、農林水産大臣の登録を受けて有機農産物関係のJAS認定を行っている認証機関として、年に一回、登録基準を維持しているかどうかを確認する外部監査を受けることが義務づけられている。今回は、その登録基準とされているISOの国際規格が昨年秋に改訂されてから初めての監査で、いつもにまして念入りだ。5時までみっちりやって監査される方もする方も相当疲れたが、明日もまだ丸1日掛けて続きがある。

 監査を終えてから、大雨の中、ちょっと整形外科へ。実は2月上旬からずっと右肩の調子が悪く、ついに今朝、腹を決めて診察開始前の時間に立ち寄ってみたのだが、すでに超満員だったので診察は諦め、問診票だけ出して退散したのだった。再訪した夕方はさすがに空いていて、レントゲン撮影を含めテキパキと診てもらい、適当な薬を処方してもらった。で、診断結果だが、首の骨が変形しているのが原因。長年のPCかじりつき仕事の職業病のようなモノで完治するのは不可能、痛みが出るたび、ごまかしながら付き合いしていくしかないらしい。はあ、まあ、そんな所じゃないかと思っていたが、やれやれである。

 さらに夜は7時から「わかやま環境ネットワーク」の理事会。田辺から橋本までの理事が集まって、来年度の活動の進め方について相談した。しなくちゃならないことはたくさんあるが、自分にとってのメイン課題はやはり森林バイオマス利活用の活動を広げ、過疎山村に新たな仕事と雇用を作り出すことだ。そのためにも、森林インストラクター、がんばらなくては。

 …だけど、この忙しさでは、勉強の時間は早朝にしか取れない。今朝は5時に起きて1時間半、テキストを読むのが精一杯だった。読書は宮沢賢治の『春と修羅』がなかなか難解で渋滞中。まあ、いまは仕方ないか。先は長い、焦ることはない。
昨日、3月16日は、ある医療系労働組合の組合員交流イベントに野次馬…というか、「枯れ木も山の賑わい」的員数集めで誘われ、海南市下津町大崎という漁村の村おこしイベントに参加してきた。大崎はかつて上方から江戸に向かう回船の「風待ちの港」として栄えた町だが、漁業の不振はここも深刻で、過疎と高齢化が進み、地区にあった小学校も廃校となって久しい。そんな大崎に少しでも活気を取り戻そうとがんばっているグループがあって、そのひとりが先の医療系労働組合の一員である縁から、及ばずながら村おこしを応援しようと参加することになったものだ。

P2013_0316_095420.jpg

 大崎漁港についてすぐに迎えられるのが、この地で採れる海の幸、山の幸の直売だ。魚介類はたったいま水揚げしたばかりの新鮮さ、最近売り出し中のアカアシエビや大きなカレイを購入した。このカレイはさきほど、酒の肴にと半身を刺身に、残る半身を煮付けにして食べたが、さすがに絶品で酒量が進んだ。

P2013_0316_095940.jpg

 ええっと、全長2mを超すクラゲとかも歓迎(?)…って、写真で判るかなあ…

P2013_0316_101058.jpg

P2013_0316_102408.jpg

 続いて、少し移動してワカメの刈り取り体験。この寒村のいまの主産業はワカメの養殖だから、それをぜひ、刈り取りから調理して味わうまで体験して欲しいとの趣旨だ。養殖は外海に面した潮通りの良い海域で行っているのだが、そこから縄に付いたまま船に横付けしてここまで運んだワカメを、メカブから包丁で切り取って収穫し、うち気に入った…ということは、要するにメカブがしっかり育った大きめのワカメってコトになるのだけれど、3本を持って帰れる。で、その3本…だが、相当な量でずっしり重い。

P2013_0316_123416.jpg

 最後はトレトレのワカメとアカアシエビ、それにサワラとイカのしゃぶしゃぶで交流会。会場は廃校となった小学校の講堂だ。ホントは食べる前にワカメの使い方や魚のさばき方の講習があって、これは講師の女性の名調子に加えて初めて知ることも多く、興味津々のおもしろさだったのだが、そのおもしろさに夢中になってつい写真を撮り忘れた。

 で、そこに登場したのが写真のバンド。海南市の東に隣接する紀美野町という山村で活動するアマチュアバンドで「コレストローリングストーンズ」という名前の通り「ふくよか」な皆さんがお揃いだったが、斉藤和義のヒットナンバーなど演奏は意外に(失礼!)なかなかイケていて大いに盛り上がった。

 さて、勉強だが、昨日はイベントに帰ってから、さらに今日は朝5時から夕方まで、みっちり徹底してやった。演習問題もやって森林の第4チャプター「遷移」はいったん終了だ。ん~、この章だけで4日ほどかかったなあ… まあ、核心部だから当然だが、やはり甘くはない。がんばらなくては。
 受験生としては、どんなに忙しくても学習の時間だけはなんとか確保しようとするので、いきおいブログを書く時間などがその分、圧迫されることになる。

 ま、そんな言い訳はどうでもいいのだけれど、学習は佳境に入ってきてなかなか大変だ。知らない用語が続々と出てきて、その意味するところはよく分かるのだが、記憶するのがエラいことだ。これに加え、いよいよ植物の系統特性による分類や類似植物の識別なども課題となり、膨大な量の情報を正確に記憶しなければならない。

 で、とにかく一生懸命に覚えるのだが、そうして、ふとテキストのずっと前に終了したページに戻ると、覚えたはずのそのページの記憶がすっぽり抜け落ちていたりして慌てる。脳みその記憶容量には限界があって、それを越えると前に覚えた分から順々に消えていくのじゃないか知らん…などと、そうだなあ、ン十年前の受験生時代もそんなこと考えたなあ…と、改めて思いだす毎日だ。であっても、ともあれ、勉強は楽しい。

 安倍首相は昨日、ついにTPP交渉参加を表明した。アジアの成長力を取り込むなどと言うが、アジア経済の主役であり間もなく世界経済の中心プレイヤーとなることが確実な中国(それに韓国も)を抜きにするばかりか、ある意味、あからさまに敵対するような枠組みで、一体どうして「アジアの成長力」を取り込むことなど出来るものか、サッパリわからない。

 農林水産業が壊滅的な打撃を受けるとか、差別診療導入で国民皆保険制度が瓦解するとか、ISD条項で国民生活を守っている諸制度が解体されるとか、こうした懸念は置き去りにしたまま、ひたすら米国の意向に沿うのが自民党安倍政権の当初からの既定路線だった。

 こうした懸念の当否は別に論じるとしても、先の総選挙で自民党は、いろいろ条件を付けてはいたものの、基本的にはTPP反対を公約して戦い、地滑り的な大勝利を収めたのではなかったか。その前の選挙で勝利した民主党がマニフェストという公約の多くの部分公然とを裏切り、今回もまた自民党がその轍を踏み勝った途端に手のひらを返す…というようなことがまかり通り、選挙で勝つためならウソもOK、罰されることもないとなれば代議制民主主義は根底から危機に瀕する。

 将来の日本の姿を大きく変える可能性を孕むTPPへの交渉参加を表明したいのであれば、まずそれを公約に掲げて多数の支持を得るという手続きは不可欠ではないのか。一票の格差の観点からも先の総選挙は憲法違反との司法判断が相次いでいる。安倍内閣は直ちに国会を解散し、選挙をやり直せ!

 さて、多忙に付き、読書の方も停滞気味だ。一昨日、鴨長明の『方丈記』を久々に読了。今からちょうど800年前に著された随筆だが、その感覚はまったく古くない。相次ぐ天変地異と政治の無策への悲憤は、東日本大震災とそれに対するこの国の政府の無能ぶりへの自分の思いと重なる。そしてこの随筆全体の基調音となって流れる無常観。大震災でも秩序正しく行動した日本人の群像が海外で驚異の目で報じられたと言うが、その根底にはこの災害列島で暮らすうちに人々の中に醸成された、鴨長明の感性にも繋がる無常観があるのではないかと、改めて感じさせられたことだった。
3月12日、朝イチで日高川町役場に直行し、同町職員と森林バイオマス資源の収集方法について意見交換。同町は先日コジローらが視察した「土佐の森」方式を導入して、通常なら販売価格が安すぎるため放棄される林地残材について、流通価格のトン3000円に同町内でのみ使用可能な商品券3000円を上積みすることで搬出労働の対価にプレミアムをつけて収集。森林組合でパウダーに加工した後、町内の温泉施設などのバイオマスボイラーに供給している。商品券の原資は基本的に排出権取引での収入や町内の風力発電施設から入った税収でまかない、原則として町財政が負担することはない。

 まさにエネルギー自給地域ならではの理想的なシステムではあるのだが、実際には搬出しようというマンパワー自体が高齢化で不足しており、課題はなお多い。我々が今すすめようとしているバイオマス発電の現段階での到達段階を説明し、今後の情報交換と相互協力を約して別れた。

 さらに午後はお隣の御坊市で、森林組合や林業事業者、チップ業者の皆さんに集まってもらって、3回目のバイオマス原料収集の相談。今回は、バイオマス発電プラントなどの設置費用が明らかになったことを受け、原料収集に回せる資金量の目星が付いたことを、ワタクシから説明。トンあたりの買い入れ価格の基準が明確になったことで、漠然と意見交換していたこれまでとは異なり、かなり突っ込んだ議論がなされた。

 この事業は来年度も継続するので、実際に伐採から搬出、チップ化して発電燃料として納入するまでをモデル的に様々なケースでテストし、実際のコストを計量する予定。前途は多難で課題山積だが、もし成立すれば和歌山の山村と林業にとり、まさに起死回生の事業になる。ダメで元々、失うモノは何もない。とにかく前のめりで突っ込むことだ。

 一方受験勉強は、森林基礎の第三チャプターの演習にチャレンジ。早朝と帰宅してからの二回に分けて計1時間でなんとか解いたが、ん~、やっぱりかなり難しくなってきた。やっぱ、こっちも本気でやらないと!

 それにしても、学ぶことは楽しい。毎日、発見に次ぐ発見にワクワクする日々だ。自然とは、なんと大いなる驚異に満ちていることだろう。それをカタクリや福寿草に代表される「春植物」(spring ephemeral)の生態から改めて学んだ。だが、こうして新しい知識を得ても、フィールドに出てそれをひとつひとつ検証しなければ本物にはならないことを痛感している。裏山でいいから、早くルーペとスコップと図鑑をもって出かけたい。
3月10日、今日は翌日に福島第一原発の過酷事故2周年を控えた全国規模の脱原発の統一行動日だ。ここ和歌山でも、和歌山城で「福島を忘れない、原発ゼロ3.10和歌山フェスティバル」と銘打って、模擬店などの展示や舞台パフォーマンスを含む集会とパレードが行われた。我がNPOも、発電自転車やソーラークッカーなど自然エネルギーの体験キットと有機農産物の直売で参加する。

P2013_0310_141622.jpg

 フェスティバルは午前11時スタート。朝のうちは晴れていて汗ばむほどだったのだが、次第に雲が多くなりやがて雨もぱらついてくる。そして、集会が始まる午後2時頃には本格的な雨になってしまった。ちなみに舞台は大型トラックの荷台、財源のない実行委員会苦心の策だ。

P2013_0310_140220.jpg

 いわゆる熊取6人集のひとり、小出裕章さんが連帯の挨拶。小出さんは一貫して原発の危険性を最も急進的に訴えてきた原子力専門家として知られる。福島第一原発事故以前にその講演を聴いたことがあり、実のところコジローとしては彼の意見に同意できない点も少なからずあるのだが、もちろん脱原発では一致できる人なので惜しみなく拍手を送った。ついでながら、小出さんの後、コジローも舞台からひと言、有機農業の立場から発言をさせてもらった。

P2013_0310_150049.jpg

 降りしきる雨の中をパレードが出発。写真は朱塗りの「追い回し門」から市中に出て行くところ。

P2013_0310_150303.jpg

 デモ隊は総勢300人。信号で後続が離れたため写真では切れているが、結構長い隊列だった。原発事故から2年が経過し、原発再稼働を公言する自公政権となり、原発事故の記憶を風化させようとする圧力が強まっている中、しかもこの天候でこれだけの人が集まれば立派なものではないだろうか。倦まずたゆまず諦めず、日本から原発がなくなる日まで、粘り強くがんばっていきたいと思う。

 さて、本日は雨に濡れて帰宅して野球を見て(^_^)v… で、学習は早朝のみ。テキストは森林の第三チャプターに入り、森林生態系の区分にあわせてそれを代表する樹木名が続々と出てきた。長らく登山を続けてきたので、山岳に分布する植物については予備知識があって助かるが、もちろん実際に識別したことがない樹種の方が多い。いよいよ佳境に突入だ。ますます面白くなるぞ。

 そのほかには、昨日、30年ぶりに太宰治『人間失格』再読、本日、坂口安吾『堕落論』読了。
 3月9日、今夜は事務所の一階にあるCafe&雑貨「あわたま」で、毎月9日に開いている「9条ギャザリング」という催しでミニ講演。「ギャザリング」は集まりって意味だ。話のタイトルは「参議院選挙までに知っておきたいこと」。主催者である同店店主からの依頼は、何も知らない若い人たちに対し「衆議院と参議院の違いって初歩的なところから…」ってことで、まあ全く専門外だけど、少し準備して依頼された内容や選挙活動と政治活動の違いなどについて話した。

 昨年暮れの総選挙の結果、衆議院では護憲派は絶滅危惧種並に激減、他方、改憲が党是の自民党が増えただけじゃなく、石原慎太郎や維新の会の面々など「憲法廃止」まで主張するウルトラ右翼も跳梁跋扈する有様で、このうえこの夏の参議院選で護憲派が減れば、憲法9条はいよいよ風前の灯火だ。そうならないために、なんとかしたいというのがこの「9条ギャザリング」のココロなのだから応援しないわけにはいかない。40分ほど話した後は質疑を含む座談になり、参加者は少なめだったが意義ある催しになったと思う。

 さて、今日の学習では、テキストの森林2、分野としては「生態系」や「生物多様性」に関わる部分を熟読し、演習問題を解いた。知っている範囲の内容だが、個別に知っていたことが、体系づけられたように思う。それから、注文していた参考書『ニューフォレスターガイド』(全国林業改良普及協会)が到着。これもまた内容の濃さそうな分厚い本で、読むのが楽しみだ。

 最後にまた話が戻ることになるが、先の9条ギャザリングのまとめで配った文書を以下に転載するので読んでみて欲しい。タイトルは「選挙に行かない男と付き合ってはいけない5つの理由」(^_^;)。 駒崎弘樹氏のブログに掲載されていた文章を、主として印刷の関係などから一部添削した。若い女性たちがこんなに賢くなれば、その女性についてくる男は必ず変わる。そして若い男女が変わればやがて世界が変わるだろう。世界を変えるのは君たちだ。若い女性たちに是非読んでもらいたい。


    選挙に行かない男と付き合ってはいけない5つの理由                         

 特に20代女子の皆さんに、おっさんから忠告しよう。
 選挙に行かない男と付き合ってはならない。
 もし彼氏が選挙に行かない男だったら、今すぐ別れを考えた方が良い。 
 なぜか、を君の彼氏の代わりに解説しよう。5分もあれば読める。

1.選挙に行くのが「面倒くさい」ということだったら

 投票所はほとんどの場合、自分の家の近所だ。15分以内と言って良いだろう。15分以内のところに休日行くのが面倒くさかったら、おそらく彼氏は君の子どもをどこにも連れて行きはしないだろう。そんなやつとは結婚しない方が良い。別れよう。

2.選挙に行かないのが「どこに入れても同じ」だとしたら

 彼が「どこに入れても同じだよね」と言っていたら彼は日本語を読む能力が欠けている。例えば消費税に対し、民主党は「消費税引き上げの増収分は社会保障の財源に」と言い、共産党は「消費税増税中止法案を提出」と言っている。小学校五年生でも両者は全く反対のことを言っていることが分かる。つまり、彼は小学校五年生レベルの読解力もない。それだと社会に出てから苦労する。今すぐ別れたほうが良い。

3.選挙に行かないのが「なんだかよく分からない」なら

 社会で働くということは、「なんだかよく分からない」ことも何とか調べて分かったふりをしながらこなしていくことだ。ホンダの営業マンは日産よりも自社の軽自動車がイケてるのをマニュアルとにらめっこしながら勉強してお客にアピるだろう。でなきゃ収入に響く。「なんだかよく分からない」ことに対して何もしないのが君の彼氏、ということになるので、仕事できないやつである可能性が高い。将来苦労する。考えなおそう。

4.選挙に行かないのが「その日用事ある」なら

 期日前投票という制度がある。やり方はグーグルに書いてある。彼氏はおそらくグーグルを使うことができないのだ。若いのにインターネットを使えないのでは職場における存在価値はほぼゼロだ。そんなやつに未来はない。別れよう。

5.選挙に行かないのが「政治家信頼していない」だったら

 おそらく彼氏はそうやって斜に構えているのが格好良いと思っている。そして99%の確率で、「政治家を信頼していない」というやつほど政治家をよく知らない。マスメディアからの「政治家はダメだ」というシンプルな情報とイメージを鵜呑みにして信じきっていなければそんな発言はできない。なぜなら、「政治家」も多種多様で、実際に政治家と会って話せばひとくくりにできないことは分かるからだ。だとしたら、彼氏は本当の君ではなく、「女子大生」とか「OL」といった君に付属するパターン化されたイメージで君を判断している。時間がもったいない。今が別れ時だ。

【まとめ】
 さて、若いうちから選挙に行かないとか言っている男とは別れたほうが良い、ということは分かってもらえたかな。最後に言いたい。選挙を放棄するということは、君にも君たちの子どもの将来にも、本気では関心ないよ、ということと一緒なんだ。
 そう、選挙に行かない彼氏は、将来君たちの間に生まれる子どもたちに、良い教育や医療を与えなくても全然OKだよって言っているに等しい。つまり、社会の将来について考えられないやつは、君との将来も本当の意味では考えられない。だって日本がズタボロになっていって誰よりも損するのは、愛する子ども達なんだもの。


 
 3月8日は、深夜12時までWBCの日本VS台湾戦に見入ってしまった。日頃テレビはほとんど見ないが、力の入ったドキュメンタリーとスポーツとは例外で、代表チームを「侍ジャパン」などと呼んで恥じない薄っぺらなスポーツ感覚には辟易させられるが、昨夜の両チームを含め鍛え上げた心技体を対等な条件で競うアスリートたちの闘いには、それが真剣であればあるほど、心底共感し感動もする。

 昨夜の日本台湾戦もまさにそうで、いかん、このままでは明日の朝、起きて勉強することが出来なくなる…、早く見切りを付けて寝なくちゃ…、と思いつつ、結局、最後まできっちり見てしまって、その結果、懸念通り今朝はすっかり寝坊をして予定の勉強をすっ飛ばしてしまった。ま、素晴らしい試合をリアルタイムで見られたのだから、良かったということにしておこう。勉強はまた取り返しがつくだろう。

 その勉強、昨日の朝は初めて最初の単元の演習問題を解いた。正解率は95%。しっかり覚えたつもりだが、やはり見落としはあるものだ。ン~、それもさりながら、ノートに書いた回答を見るにつけ我が手書き文字の汚さよ(^^;)。 ここ十数年というもの、作文にはワープロばっか使ってきたおかげで、この悪筆に悩むことも恥じることもなかったのだが、こんなに汚い字では採点者に失礼ではないだろうか。あまりの悪筆に読むのを放棄されたり減点されたりしたらどうしよう。といって、今さら習字なんて間に合うわけもないしなあ…

 さて、この前のブログでは、木曜日に開いた紀峰山の会の第40回総会のことを書いたが、その総会で「雪遊び同好会」という同人組織を立ち上げ、同人登録を募ったところ18人の会員が応じてくれた。紀峰山の会には100人あまりの会員がおり、全員が山行志向別に6つの班に分かれて所属しそれぞれ独自に山行を企画実行している。同人組織というのはこんな班を横断した組織で、各班から希望者(=同人)を募り特定分野の山行などを専門的に企画提案する集団だ。

 「雪遊び同好会」は冬山や山スキーはもちろん、雪上訓練や雪洞キャンプからゲレンデスキーやお気楽雪見酒つき温泉ツアーまで、「雪」と関係のあることなら何でも企画実行することを考えており、そんな面白いことを一緒に考えたり、行ったりする仲間を募ったわけだ。その主旨を紀峰の機関誌『紀峰の仲間』のコラムに書いた。


     「雪遊び同好会」からの呼びかけ

 紀峰山の会ではこのところ、沢登りや岩登り、冬山など、バリエーション的というかアルピニズム的というべきか、ともあれ登山道以外のルートから山に登る先鋭的な山行が、すっかり影を潜めてしまっている。

 岩と雪が専門だった班が解散してもう久しいし、小生がいま所属する「なでしこ班」は、「沢班」というそれまでの名を変えて再編成したいきさつがある。「なでしこ」と改名するについてはなにかと思惑もあったのだけれど、班名に「沢」を冠するほど沢登りをしなくなったことが、改名に至った理由のひとつであることは間違いない。

 かくのごとくアルピニズム志向の山行が本会内で衰退したのは、ひと言でいえば担い手の高齢化のせいだ。他人様の事情はさておくとして、自分については体力の低下に加えて腰を傷め、重荷を担ぐのが苦になってこうした山行から身を引いた。年齢相応に多忙になったこともある。不肖ながら会歴30ン年、当時20代30代の会員たちが狂気にとりつかれたように岩や雪を競って登り、果てはヒマラヤまで繰り出したパワーも野心も、若い世代の後継者がなければ衰えるのは自然の推移というものだろう。

 もちろん、高齢化しようが、ハイキングや縦走をしっかりやる山岳会で何の不足もないのだが、ハイキングクラブではなく「オールラウンドな山行」を看板に掲げる総合山岳会としては少々寂しいし、岩や滝の登攀、沢や冬山のルートファインディングなどで試され鍛えられた技能と知見は、ハイキング志向の会員を含む会全体のレベルアップと山行の安全に貢献するだけに、低迷しているからといって諦めてしまうのも惜しいと思う。

 近所の藪山を汗だくで登るのも、花を愛でながらアルプスを小屋泊で縦走するのも、それぞれ味わいがあって楽しい。一方、厳しい登攀や酷寒の幕営にもまた独特のしびれるような達成感と深い感動がある。これはどちらが優れているといった問題ではなく、登山という営みが本来持つ包容力と奥行きの深さの表現なのだ。会員が望み、それなりに努力しさえすれば、その多様な喜びに接することができてこその総合山岳会ではないだろうか。

 紀峰の現状から率直に言って、今すぐ厳冬期の北アルプスやヒマラヤに挑むような山行が復活することはないだろう。しかし、そこに繋がる技術を初歩的なレベルから伝達継承してゆくことはできるし、実はその初歩的レベルで楽しめるバリエーションの世界は結構広い。「叩けよさらば開かれん」。遠慮はいらない、その気になりさえすれば、山は諸君の前にさらに豊穣な世界を開き、迎え入れてくれるはずだ。その積み重ねのうえにこそいつかまた、紀峰にアルピニズム専門の班が復活する可能性も見えてくるだろう。

 と思って、開店休業中の『山スキー同志会』に代えて『雪遊び同好会』なるものを立ち上げることを思いついた。雪のある時期にもっぱら雪山での遊びや登山、訓練や技術研修を企画実行してゆく班横断の同人組織で、会員なら誰でも同人登録できる。『冬山』といわず『雪遊び』と命名したココロはお察しの通り、「冬山」と聞いただけで逃げ出されては始まらないからだ(^^;)。 山行企画や会合はあくまで班が優先だから、運営方法などはこれから相談したい。 ともあれ雪に親しみたい諸君、ふるってご参集あれ!! 
 3月7日、今日は私も会員のひとりである「紀峰山の会」の第40回総会。100人を少し超える会員を擁する活発な社会人山岳会で設立は1973年11月15日。従って今年が設立40周年、いわゆる「不惑」の年になる。これは受け売りだが、不惑の語源となった論語の「40にして惑わず」は、40歳というあたりがなにかと惑う年頃だから、その戒めだって説もある。ともあれ40年、コジローは8期生なので、もう32年もこの会のお世話になったことになるのだが、そりゃあもう、恥ずかしながら、仕事も山もプライベートも、惑いっぱなしの年月だった。けど、これからもずっとこの調子なんだろうなあ… 

 惑うといえば、昨夜は渾身で書いた文章を瞬殺で消すドジを思い切り演じ、あまりの自己嫌悪にすっかり落ち込んで「ふて寝」に及んだのだったが、その顛末を書いた昨日のブログを読んだ方から、「ブログは、書いてる途中で「記事を保存」を押して、保存しながら書き進めて下さい」…と、端的にして恐ろしく的確なご助言を頂いた。はあ…、なるほどぉ… そんなことも知らないんだもんねえ… 世の中、まだまだ学ぶことが多いです。

 受験勉強は通信教育の教材に突入。早朝に起きて森林1と題されたチャプターを読み、要点を暗記した。重要ポイントはいくつもあるが、中でも新鮮だったのは似た用語の区分、それが表現する集団の種類の多さから順に、群集>群落>群生…であることを覚えた。またヒプシサーマルという、縄文海進の頃の「気候最適期」を表現する新しい言葉も識った。新しいことを識るのは純粋に楽しい。明日はこの範囲の演習問題を解く。しばらくはこの繰り返しだ。
DSCF0381.jpg
 そうそう、新調したテレマークスキーが届いた。板はエラン・アラスカ・プロ、ビンディングはロッテフェラー・コブラ、とにかくなによりも「軽さ」を最優先で「エラン」だのがこの組み合わせだ。早く試してみたいが、近いうちにそのチャンスがあるかなあ…
    
 3月6日、実はさきほど、タップリ2時間かけて書いた長文の日記を、最後の最後の句点を勢いよく打った瞬間、何を間違ったのか、ぜんぶ消去してしまった。(-_-;)

 ん~、こんな泣きたいようなことが起きるだよねえ、世の中では、ときどき。やっぱ、ブログに書くときは下書きをコピペすべきだよなあ…、後悔先に立たずだ。 ちなみに、書いていたのはこの間の読書5冊分の感想文のようなもの。はあ…疲れた、同じ文章を2回書く気にはなれんなあ… 

 勉強の方は、今日は早朝に加え夜も時間が取れたので、 『森林インストラクター入門』を着々と読み進んで読了。森林や林業の知識編は知的刺激に満ちているが、今日読んだあたり、指導技術編や普及方法編は、まあ、森林インストラクターとして活動する上では必要な知識なのだろうけど、正直言って冗長で読むだけでも疲れた。ま、試験勉強ってそんなものなんだろうな。興味あることばかり学んで済むなら苦労はしない道理だ。

 といった次第で、今日はこの辺でおしまい。読書感想文は…、また、時間があるとき、でもって、気分が乗ったときに改めて書こうと思う。
 今日3月5日は我がNPOの給料日。最低これだけはやらないと「代表」のカタガキが泣くので、事務所をシェアする二つNPOの計5人の給与を計算して支給する。年度末、ひとつのNPOの貯金は空っぽに近い、が、空っぽの原因は他のもうひとつのNPOに運転資金を融通しているから、…というわけで、どっちもなかなかに大変だ。

 午後は当地方の地銀会議室で、中紀地域に木質バイオマス発電所を開設することを目指す協議会の中核メンバーが集まる5回目のコア会議。環境省に農水省も一枚咬む受託事業で、バイオマス発電所開設への調査や準備を進めてきたのだが、来年もこの活動を継続し、結果を出すための相談。この事業の成否を握るのは、発電原料となる大量の木質バイオマスを安定して確保流通するシステムを構築することで、我がNPOわかやま環境ネットワークがこの分野を担当している…のだが、ホント、これは大変。
 
 仮に500OKwクラスの発電所を設置するとなれば(実際、最低この程度のスケールでなければとても採算が取れない)年間9万トンの燃料を確保しなければならない。10トン車9000台分、300日稼働するとして、毎日10トン車30台分の林地残材を発電所に供給し続けなければならないわけだ。

 そのためには、森林組合や山林所有者や加工業者や紀州備長炭を焼く人たちや、とにかく多くの人たちの利益になり山村の維持と振興に貢献するシステムを構築しなければならない。いまの林業情勢からハードルは非常に高いがやりがいのある仕事だ。今日の打ち合わせで、来年度は実際に、次に書くボランティアの活動にも依拠して、実験的に100トン程度のバイオマス資源の伐倒、搬出をやってみることになった。

 夜は、昨年から2年連続して取り組んできた薪ストーブ普及活動の事業総括的な会合。紀南と紀北の「地球温暖化対策推進協議会」を中心にがんばって、2地域にそれぞれ薪ストーブ所有者等の実需者、紀州独特の製炭業者や林業者、大量の剪定枝の処分に困る果樹農家、それに市民・NPOからなる「薪」を軸とする常設ネットワークが誕生するに至った。今日はその到達点をみんなで評価するとともに、今後の方向として前記の木質バイオマス発電事業と歩調を合わせ、来年度はおおいに森に入ることを確認した。 次の展開が楽しみだ。

 といった次第で、今日も忙しく、夜は勉強する時間が取れない。が、まあ、自分の生活からこれは元から予想できたことなので、もともと早朝を勉強時間に充てようと思っていて、今朝は4時に起床し2時間、引き続き「入門」を読み進んだ。読了した章は「森林の利用と保全の歴史」「林業と山村」「山を楽しむ文化」、以上で知識編は終わり、続いて技術指導編、これはいずれの章も短い。今朝は「自然観察の考え方と指導法」「自然観察のプログラム例」「自然観察の指導」「森林観察インストラクション実技」「林業体験の指導ー小中学生編」「林業体験の指導ー成人編」「炭焼き体験の指導」「野生キノコ観察採取の指導」。これで「入門」は7割方まできた。

 今日、帰宅したら通信教育の教材が着いていた。比較的薄い冊子が三冊。なんだ、この程度か…と、ちょっと拍子抜けしたが、「中身は精選してあり、とりあえずこの程度は全部記憶しなければ始まらない」と書いてある。ん~、ますますファイトが湧くぞ!
3月4日、大阪天満橋で開かれた近畿2府6県の温暖化防止活動推進センターの会合に出席。年3回開かれる会合で、3月は来年度の環境省のセンター関連の予算説明となるため、各府県の担当部局も同席する。民主党のパフォーマンスだった事業仕分けで見せしめのように廃止された地域センター関連の予算が、自公の政権復帰で以前とは違った形ではあるが復活する模様だ。しかしその自公政権は鳩山元首相が国連で宣言した90年比25%のCO2削減中期目標を取り下げる意向で、温暖化対策も理由の一つに挙げて原発の再稼働に血道を上げている。

 センターに配分される予算が多少増えるからといっても、それは本来、法に基づく国の義務なのであって、無知蒙昧の極みであった民主党の事業仕分けなんて暴挙から復帰する最低限の措置に過ぎない。というわけで、諸手を挙げてこの措置を評価するのは当たらないのだが、民主党政権時代の3年で全国の都道府県センターの職員のうち少なくない人々が失業し、営々として育ててきた地球温暖化防止活動推進員との連絡は細り、人数も減った。政策の誤りによる傷跡は小さくない。そこから復帰したことだけはまあ、良かったと思う。

 大阪に行く機会はあまりないので、ついでに玉造のテレマークショップに寄ってきた。最近開店したばかりの店でテレマーク仲間に教えてもらったのだが、この2月の乗鞍ほか、近頃は山行のたびトラブルを起こすビンディングを修理してもらおうとスキーごと持参、前記の会議で真剣な討議がなされている会場で、その隠し場所を探すのにちょっと苦労したのだけれど、ともあれそれを店に持って行って店主といろいろ話したり動かしたりしたあげく、もう寿命かなあ…ということになって、結局、そこにあった板とビンディングをセットで購入してしまった。 ん~、実は、行く前から、こんなコトになるんじゃないかと思ってたんだよね。(^_^;)
 
 会議に出て、新しいスキーを買って、さらに帰りには母が入院する病院を見舞って、といった次第で、今日は忙しく、イマイチ勉強は進まず。例の本は早朝に起きて「森林と治山」「森林と林道」「森林の施業」の短めの3章を読んだに止まった。また明日からがんばろう。そうそう、行きの電車で太宰治の『津軽』を読了、さらに帰りの電車で寺田寅彦の『日本人の自然観』を読了した。これについては、また近いうちにまとめて書こうと思う。それにしても電車はいいなあ…、集中して読書ができるもんなあ… でも、それもタマにだからいいんだろうな。毎日2時間かけて通勤するとなったら、イヤだろうな。

 3日、引き続き『森林インストラクター入門』を読み進む。昨夜から今日にかけ「森林の動物」「森林の昆虫」「森林のきのこ」「森林土壌の生物」「森林の土壌」「森林の気候」「森林浴のメカニズムと効用」の7章を読了した。いずれも非常に面白い。知らなかったことが理解できるのは素朴にうれしい。覚えるのは大変だが…

 今朝、通信教育用の演習問題が添付ファイルで着信した。週明けにはテキストも到着する予定。基礎段階はテキストで単元を終えるごとに演習問題で理解度を測りながら独習で学習を進めて行く。応用段階では記述問題の模擬試験になり、希望すれば添削もしてもらえる。が、まあ、とにかく今はこの一冊をしっかり理解しながら読み切ることだ。来週一週間掛けて終えたい。



【以下は自習用のメモです】 

キーワードとエピソード

森林の動物:
地理的分布と生態的分布、ツンドラ動物と森林動物、アブラムシとテントウムシとアリ、すみわけ、乾性遷移と鳥、食物連鎖、個体数のピラミッド、順位→スズメバチとカナブン、日本産著名動物→ヤマネ、アマミノクロウサギ、

森林の昆虫:
外骨格、脱皮、変温性、生産者、消費者、分解者、イソップ物語「アリとセミ」、すみ分けと食べ分け、擬態、オトシブミ

森林のきのこ:
くさびら、子実体、子囊菌と担子菌、子農、担子器、一核菌糸、二核菌糸、クランプ結合、白色の菌糸、黄色・赤色の菌糸、褐色腐朽、白色腐朽、菌根、外生菌根、内生菌根、内外性菌根、偽菌根、菌根菌、シスチジニア(囊状体)

森林土壌の生物:
適地適木、森林生態系=植物系・食植動物系・分解系+無機的環境、従属栄養、生食連鎖と腐食連鎖、土壌微生物=細菌(バクテリア)・放線菌・菌類(糸状菌)、発酵型と土壌固有型、独立栄養生物=無機栄養細菌=硝化菌・窒素固定細菌、菌類=藻菌類・子嚢菌類・担子菌類、担子菌類→褐色化、白色腐朽菌→白色化、ツルグレンロート、土壌動物=貧毛類(ミミズ)「大地の腸」(ダーウイン)・等脚類(フナムシ)・倍脚類(ヤスデ)・唇脚類(ムカデ)、土壌のプランクトン(トビムシ・ダニ)、叉状器、ダニ=中気門・前気門・陰気門・無気門、ササラダニ、森林の自己施肥機能


森林の土壌:
土壌S=f(母材、気候、生物、地形)時間、土壌生成因子、地形=気象条件の再編者、腐植、生物圏と岩石圏、岩層、エコシステム(生態系)、土壌層位、ポドゾル群(乾性ボドゾル・湿性鉄型ボドゾル・湿性腐植型ボドゾル)、褐色森林土群(褐色森林土亜群(BA~BF)・暗色系褐色森林土亜群・赤色系褐色森林土亜群・黄色系褐色森林土亜群・表面グライ化褐色森林土亜群)、赤・黄色土群、黒色土群、暗赤色土群、グライ土壌群、泥炭土群、未熟土群、団粒状構造、C-N率(N分のC)10で有機物分解完了、pH、置換酸度、置換性カルシウム、置換性マグネシウム、土壌母材、岩石=火成岩(深成岩・塩基性岩等)・堆積岩(砂岩・粘板岩・石灰岩・凝灰岩)・変成岩、風化砕屑物の堆積様式=残積・崩積・水積・風積、

森林の気象:
日射(電磁波300nm~2500nm、うち380nm~700nmは可視光線)、短波放射と長波放射、放射冷却、温室効果、熱帯林問題、山地の日射量は3割増、直射光と散光、空が青い理由夕焼けが赤い理由(光の散乱と強度)相対照度(常緑人工林1~2%以下、広葉樹林3~10%、松林5%以上)、光斑、山の気温は100mあたり0.5~0.6度低下(断熱膨張のせい)、気温の逆転・逆転層、放射性逆転と地形性逆転→雲海、気温較差、森林の気温緩和機能、風速(定時の直前10分間の平均風速)、谷風と山風、冬の風は偏西風に相乗・夏の風は相殺、常風害、偏型樹、風衝樹、偏芯生長(針葉樹は風下側に大半径・広葉樹は風上側に大半径)、雨の発生原因=低気圧性・前線性・地形性降雨、メカニズムはすべて断熱膨張による低温化、樹冠保有(貯留)雨量、樹幹流下雨量、樹冠滴下雨量+樹冠通過雨量=林間雨量、樹冠遮断雨量(蒸発量を含む)=林外雨量ー樹幹流下雨量ー林間雨量
酸性雨、寒害(寒風害・凍裂・凍害)、風害、風穴、風道、しまり雪、ざらめ雪、しもざらめ雪、沈降と沈降力、移動圧または匍行力、根曲がり害、地表火、樹冠火・樹幹火、実効湿度=(1-r)×(実効湿度+当日平均湿度+前日平均湿度+前々日平均湿度+3日前平均湿度)=50%以下かつそのときの湿度25%以下で異常乾燥注意報、

森林浴のメカニズムと効用:
フィトンチッド(植物が殺す)=フィトンサイド(英)、揮発性活性物質(ボラクタンス)、セルロース、逸見セルロース、リグニン、テルペン類=イソプレン(C5H8)結合、精油(essential oil)、アグロフォレストリー、アレロパシー、αーカジノール、ヒノキチオール、

 昨日の金曜日、帰宅してみると『森林インストラクター入門』が届いていた。変形B5版400ページの大部でずっしり持ち重りがする。なるほど、これが「入門」かあ…という印象だ。(^_^;)

 早速ページを開いて、70ページほど読んだ。といっても大臣以下各分野の挨拶を並べた序が20ページ余りあるから、「知識編」として区分された実質的な勉強の部分は50ページ分ほど。読んだのは「森林の仕組みと生態」「森林と人間生活環境」「森林の植物」の三つのチャプター、前の二つは只木良也さんが書いている。只木さんの著書は『森と人間の文化史』など何冊か読んでいたが、本書に収録された論考にも、嵐山の自然保護の顛末や魏志倭人伝から読み解く当時の日本の植生など、同書から引き継いだ叙述があって懐かしかった。

 余談だが、3年ほど前、奈良で只木さんが講演をすると聞いて出かけたことがある。ご著書から謹厳な学者像を思い描いていたのだが、実際に会った氏は講演でもダジャレ連発の、およそ学者らしからぬ好々爺然としたお爺さんだった。そういえば、そのとき講演会場で購入し、サインしてもらった本も日本のことわざと森林を結びつけた、一種ダジャレ的な内容だった。

 それはさておき内容だが、只木さんの2章の範囲はまあ、これまでも知っていることが多いので何とかなりそうだが、『森林の植物』はなかなか手強い。針葉樹の識別方法が紹介されていたが、花と球果の説明がよくわからない。わからないのは、要するにこれまで、紹介されている木の近くは歩いていても、そんなものまともに見てはいなかったからだ。やはり、このあたりが自分の弱点になる気がする。
 
 さて別の話題、今日は、和歌山県地球温暖化防止活動推進員の養成講座。久しぶりに和歌山市で開いた今回は9人の受講生があり、しかも若い人が多くてうれしかった。自分が講義を担当した『地球温暖化の現状と対策』は質疑含め2時間の予定だったが例によってオーバー、良く言えば(誰も良くはいってくれないが)サービス精神が旺盛…ということなのだが、話したいことが次々に出てきて止まらなくなり、2時間たっぷり話してしまった。まあいつものことなので、後がうまくまとめて時間通り追われたから良かったことにしようと思う。

 

 
 2013年3月1日朝、このブログを開設しました。

 今年9月15日に実施される森林インストラクター資格試験をめざし、今日から受験勉強を開始します。そこで、これが途中で挫折しないよう、この受験準備にまつわる日々の出来事や思い、学んだことなどをコツコツ書いて行こうと思います。

 さて、森林インストラクターは三浦雄一郎が代表を務める一般社団法人全国森林レクリエーション協会が認定する資格で、同協会は森林インストラクターのことを、「森林を利用する一般の人に対して、森林や林業に関する適切な知識を伝えるとともに、森林の案内や森林内での野外活動の指導を行う者」と定義している。

 これだけ読めば気楽そうな資格だが、環境関連ではこの国で最も長い歴史を有する資格であり、取得するのは結構難しい。林野庁や地方自治体の林野担当部署、さらに森林組合の職員やOB、生物学の教師ら、その道の専門家が多く受験するが、それでも合格率は浪人を含め2割程度、4科目ある一次試験各科目の得点基準を一発ですべてクリアし、いわば「現役合格」するのは1割以下という狭き門だ。

 一次試験は「森林」「林業」「森林内の野外活動」「安全及び教育」の4科目。どの科目も300~400字での記述を求める設問が中心で、それぞれ専門的な知識だけでなく短時間で的確に文章をまとめる力量が問われるという。といった次第で、日常的に森林や林業に携わる者でさえ取得困難な資格、ましていずれも門外漢の自分などにはかなりハードルが高いチャレンジになることは間違いない。

 なのに、こんな資格に挑戦する気になったのは、ひと言で表現すれば敗北感からだ。

 魅せられたように、若くからずっと山に打ち込んできた。岩や雪にファイトを燃やし、厚かましくヒマラヤやカラコルムにも手を出した。だが、悲しいかな「年齢には勝てず…」ということになるのだろうか、最近とみにパワーが落ちたことを実感している。腰痛で重荷も担げなくなって久しいが、昨冬は八ヶ岳のなんでもない軽装での登りで、あまりの腰のだるさから登行不能に陥ってしまった。さらに先日、6人パーティを率いて登った乗鞍では、ラッセルしつつ先行する5人に満足について行くことすらできず、後続する他のパーティにも次々に抜かれ、リーダーが「お荷物」になるという、世間に自慢できるモノとしては山で重ねた経験しかない自分には、これ以上耐えられないほど屈辱的な「生き恥」を晒してしまった。

 もう、自分に、厳しい山は無理なのかもしれない。だが、山にはずっと関わり続けたい。けれど、厳しい山が登れなくなったからといって、山行のグレードを落としてウジウジ落ち穂拾いをするような山登りばかりではイヤだ。自分にとっての山は、ずっと挑戦の対象であり発見の舞台だった。そんな、自分にとって最も本質的な精神を失った登山などで、自分自身が満足できるとは思えない。どうしても、自分に新たな視野を開く挑戦が必要だった。

 そうして見いだしたのが森林インストラクターの資格だった。この資格を取ったからといって何か新しい仕事やボランティアをするような気は全くないが、樹木や生態系や林業についての知識がしっかり身につけば、たとえ厳しい登山はできなくなったとしても、ふもとの山や森でしっかり仲間たちの役に立ちながら、体力に負担にならないゆったりしたペースで、新たな発見を楽しむことが出来るだろう。そのためにはもちろん学習が必要だが、そのような勉強も目標がないとなかなか力が入らないだろう。そこで、何年かかるか判らないが、この資格にチャレンジしてみようと考えたわけだ。

 学習を始めるに当たってまず、絶対に不可欠な書籍として、同協会が発行する『森林インストラクター入門』と『葉で見分ける樹木』(小学館)を3日前に注文し、『葉で見分ける樹木』がすぐに届いた。一昨日は、先の協会が夏に東京で開く7泊8日の集中講習を受講するための宿を、この講習が開かれる全林野会館内に予約した。講習自体の参加受付は6月1日からになる。さらに昨日は6ヵ月カリキュラムの通信教育過程を申し込んだ。今から始めれば、先の集中講義を挟んでちょうど今年の受験に間に合う。そして今朝、このブログを開設した。これで挑戦への準備は万端だ。さあ、やるぞ!

 『葉で見分けられる樹木』をまず開いてみた。葉での樹木の見分け方は、広葉樹か針葉樹か→広葉樹なら不分裂葉か分裂葉か掌状複葉か羽状複葉か、針葉樹なら針状葉か鱗状葉か→互生か対生か→鋸歯縁か全縁か→落葉か常緑か、の5段階で絞り込んで行く、たしかにこれは分かりやすい。いまは真冬で落葉樹は無理だが、近いうちに近所の裏山で樹木の同定をやってみよう。
 
 また、この『葉で見分けられる樹木』を開いて早速一つ成果。山で大きな落ち葉を見て、ホウノキかトチノキか迷うことがよくあったのだが(実際、パッと見はそっくりである)、ホウノキは不分裂葉、トチノキは掌状複葉であるから、生えているところを見れば明瞭に区別できる。また落ち葉で識別するなら、ホウノキは全縁でトチノキは鋸歯縁だと知った。これで、これからは絶対に迷うことはないし、確信を持って説明もできる。学習効果というのはやはり偉大なものだ。さあ、勉強しなくちゃ!

  



   
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。