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 4月18日、金曜日、雨。
 好事魔多しと同じ意味合いで「月に叢雲(むらくも)花に風」などというが、今年の花の時期は長く晴天が続いていたから、久方ぶりのよいお湿りといったところだ。

 久方ぶりといえば、このブログもそうなのだが、なにかと気ぜわしいことばかり多く、落ち着いて文章を書く時間がなかなか取れない。世の中では、安倍政権のやることなすこと、とにかく腹が立つことばかり多くて、その都度、黙っていてはいけない、せめて腹立ち紛れのボヤキでも書かねばとは思うのだけれど、悪事のテンポが速すぎてとても書くのが追い付かず、そのうち時期を失ってしまう。

 特定秘密保護法、大企業の法人税減税と引き換えの消費税増税と社会保障の切り下げ、公約違反のTPPと日豪EPA、原発回帰を鮮明にしたエネルギー基本計画、憲法解釈変更による集団的自衛権行使、日銀からNHK会長・理事、内閣法制局長官に至るお粗末極まりない人物で埋め尽くされた安倍式右翼偏向お友達人事etc、etc、etc・・・ まったく呆れ果てた国民不在の独りよがりだが、こうして、この国が日に日にくだらない、恥ずかしい国に転落してゆくのを目撃するのは、あまり精神衛生に良いことではない。

 これだけひどい目にあわされても国民は何も感じていないのか、それともあきらめきっているのか、さもなくば消極的にでも了解しているのか、いじめられたり耐えたりするのが好きなのか、安倍内閣の支持率は暴落する気配もなく、当の安倍内閣は、のうのうと次々にとんでもない民主主義破壊と憲法違反の暴挙の実績を着々と積み上げている。でも、国民の大多数はやっぱり、ごく一部のマトモで自覚的な人たちを除き、ぜ~んぜん、怒らないのだ。

 これはいったいなにゆえかと思って読んだのが、ドキュメンタリー映画監督の想田和弘さんが書いた『日本人は民主主義を捨てたがっているのか』(岩波ブックレット)と、安富歩東大准教授が書いた『ジャパン・イズ・バック』(明石書店)の二冊だった。

 「日本人はー」は想田氏が雑誌『世界』に掲載した文に加筆したもので、タイトルの通り、コジローと同じ疑問と焦燥を感じた想田氏が、安倍を支持する層を「熱狂なきファシズム」と規定、それに抵抗する方法を模索している。

 また「ジャパンー」は安倍晋三首相が米国で行った講演のタイトルで、本人は「日本は戻ってきた」の意味で使ったようだが、まあ、普通に読めば「日本は遅れている」とか「日本は後退した」の意味にとれる。安富氏はそれを言い得て妙というか、安倍が実際に行っていることの象徴として著書のタイトルにとった。

 安富氏は日本および日本人の意識や行動を長年支配した原理は「立場主義」にあると規定したうえで、現在の状況を、立場主義が通じなくなった世界に対し、超立場主義者の安倍がドン・キホーテのように突進する図ととらえていて、それなりに説得力がある。ようするに「トンでもレベル」の時代錯誤なのだが、それに救いや郷愁を感じる多数日本人の心性が、この「トンでも」を支えているという。

 両書の詳しい説明はまた機会があれば書くが、いずれにしても、安倍内閣のお粗末で無茶苦茶な暴走に、これほどまで国民が無関心でいられる今の日本の状況はコジローには不可解極まりない。

 と、まあ、腹立たしいことはいったん忘れて、明日は龍神の森に行く。和歌山県が進める「企業の森」で、ある企業が植樹を行うに際し、その付属イベントとして森林インストラクターが分担して参加者に森の案内をするのだが、コジローもその案内人のひとりとして参加する。植樹に参加するのは200人弱、一人のガイドが担当するのは20人ほどになるらしい。さて、森林インストラクターとして初めての出番だ。ぶっつけ本番で、その森にどんな植物が生えているかも、行ってみないと分からないのだけれど、大丈夫かなあ・・
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