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 5月5日、三日目は湖北、滋賀県長浜市にある管山寺の森です。菅原道真ゆかりの古刹なのですが、無住となって長く、かなり荒れていて、参拝する人も少ないのか、カーナビではヒットせず、ネットで検索してもどこにあるのか確かなデータがなく、アクセスするのも大変でした。結局、近所とおぼしき道の駅で地元のおじさんに聞いて、なんとか参道の登山口にたどり着くことができたのです。

 さて、この管山寺の森、来週末に開かれる森林インストラクターの近畿地区の研修で訪ねることになっています。実は、先のおじさんにお寺へのアクセスを尋ねた際、その研修で泊まるウッディパル余呉という施設からの道を案内されて、初めてそのことに気がつくというお粗末だったのですが、その研修で登山道を他の参加者とともにペースをあわせて登るのは自分には無理かもしれず、一緒に歩いて迷惑をかけるのもいやなので、先にその登山道を自分のペースで歩いてみるのも悪くないと思って登ることにしました。

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 参道に入ってすぐに見かけたのがオドリコソウ。最近は外来種のヒメオドリコソウが各地に蔓延してすっかり影が薄くなりましたが、こちらが日本の本家。ヒメオドリコソウに比べ遙かに大きく、見栄えがします。

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 次いで見かけたのがツクバネウツギの花。ツクバネは五弁のプロペラ状の萼片を伴う果実の姿が羽根突きのツクバネに似ることから。スイカズラ科のうち、ウツギの仲間はこのような筒状花を、初年枝の先に二輪ずつつける傾向があるようです。ただし、同じウツギの名前が付いていても、ユキノシタ科に属するものもあり、こちらはアジサイに似た花をつけます。

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 これがこの管山寺を訪ねた目的の木。登山口から300mほど登って峠を越え、反対側へ100mほど下ったところにこの山門があり、その前、両側に菅原道真お手植えと伝えられるケヤキの大木が二本、まるで仁王様のように並んで鎮座しています。雨模様のなか、無人の荒れ寺に佇立する巨木たち。彼らはこの寺とそれに関わった人々の栄枯盛衰をずっと見守ってきたのでしょう。巨木が醸し出す圧巻の迫力に加え、一抹の寂しさも感じさせられたことでした。

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 今は無住の寺ですが、一時はかなりの勢力を誇ったとか。これは宝蔵庫です。どんなお宝が眠っているのでしょうか。

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 護摩堂。なかなか雰囲気のある建物です。

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 鐘楼。鐘は重要文化財であるそうですが、ブルーシートが痛々しい。もう少し何とかならないものでしょうか。

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 鐘楼の側でそびえ立っていたアカガシの巨木。こちらも相当な迫力でした。そのほかにもスギやケヤキ、イチョウの大木が何本か観察できます。

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 雨が降りしきる中、帰り道で100mの坂を峠へ登り返しているときに見つけたイカリソウです。こちらは昨日見たトキワイカリソウではなく、葉を落とす方です。二つとも同時に確認できたのは非常にラッキーだったと思います。


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