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  4月4日、快晴、今朝も4時に起きて勉強の後、しばし裏山散策。自宅から100mばかり坂道を下ったところに登山口があり、そこから200mほど小径を登ると尾根筋の太い登山道に出るのだが、今朝はそこにネコがいて、こちらを確認するやあわてて前方へ走り出した。すると、そのタイミングですかさず、右手の森から「グギッ、グギッ」といったカエルのような声がする。

 声はかなり高いところから発していたので、一瞬、カラスかと思ったのだが、揺れる枝を発見したので目をこらしてみると薄茶色の物体が見える。正体はすぐにわかった、タイワンリスだ。さて、ネコを警戒したのか、それとも対象はこちらか、さきほどの奇声を繰り返しながら、大きな尻尾を立てて素早く枝から枝へと移動したのち、やがて森の奥へと遠ざかっていった。

 この森ではタイワンリスの食痕が残る幹をしばしば見かける。どうやら、同じ木を集中して食害するようで、幹の高いところから根元まで、鋭い歯で樹皮をえぐり取って出来た横縞の食痕が何十本も残っている様は、少々グロテスクだ。つまり、それほど多くのリスがこの森に生息しているということで、数年前になるが、この山の麓の道を歩いていて、その道の右側の枝から左側の枝へ、十数頭のタイワンリスが一斉に頭上を走り抜けてゆくのに遭遇したこともある。

 見かけは愛らしくペットとしてもそこそこ人気があるらしいが、野外に放たれてしまえば既存の生態系にとり脅威となる外来種だ。空気銃や罠などを使って駆除している自治体も多いが、和歌山市は放置しているようだ。さてそのタイワンリス、この小さな森の生態系でどのようなニッチを占めているのだろう。天敵は… 蛙やネズミを食べるトビや蛇は、幼獣なら襲うかもしれないが、成獣は餌にはちょっと大きすぎる気がする。猫はどうかなあ… かなり警戒して鳴いていたから、それだけ気になる存在なのかもしれない。

 などと考えながら帰宅、途中で樹木の葉を採取しているときにストップウオッチをいったん止め、再び歩き出してからリスタートするのを忘れたので時間は判らないが、しばしタイワンリスに気を取られていたことだし、昨日に比べればいくぶん多めにかかったろう。
 あの強風の試練に耐えて、桜はまだ満開近い状態を維持している。この週末の花見でも何とか持ちそうだ。そのほかには、ヤブツバキが派手な大きな花を付けていて目立つ、また山道に接する林縁部には、ビワの幼木が一斉に新しい葉ををつけて林立していた。なるほど、ビワって先駆性の陽樹なんだな。このうち何本が生き残るのだろうか…

 勉強は林業第一章のノート取りがあとわずか、明日は演習問題に取り組めるだろう。昨日買った図鑑は、期待通りに面白いが、掲載されている樹種数に限りがあって樹木を同定するには不向きだ。まあ元々子ども向きの本だしやむを得ないんだけどね。

 
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