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 8月9日午後、いま、東京に向かう列車の中で、この記事を書いています。どんな用事で上京するかはおいおい説明するとして、まずは昨日の記事の続編です。

 さて、このブログをお読みの皆さん、8月1日が「肺の日」だってご存知ですか? まあ、たんなる語呂合わせだと思いますけど、呼吸器関連の医師団体ほかが、禁煙キャンペーンなどを展開しておられるようです。

 「画像診断が趣味」の院長さんから「早く専門医に診てもらうように」との助言を頂いた翌日の、その「肺の日」、早速つてを頼って、和歌山県内最大の医療機関である和歌山赤十字医療センターにレントゲンとCTの画像を持参し、呼吸器内科で専門医の話を聞く機会を得ることができました。

 長い待ち時間の後、ようやく呼ばれて診察室に入って見せられたのは、持参した画像、そして自分がこれまでにこの医療機関で受診した機会に撮ってきたレントゲン写真の数枚でした。多忙さにかまけて健康診断も滅多に受けていなかったのですが、コンピュータはずいぶん過去のデータからも私の写真を抽出して、現在の状況との比較を可能にしてくれるのです。毎年まじめに健康診断を受けていれば、もっと詳細な変化が読み取れたでしょう。

 ともあれ、とりあえず一番新しい6年前の写真を食い入るように見つめながら、医師は、「もしかしたら、この頃から発症していたかもしれませんねえ」と話されました。そう思って視なければわからない程度ですが、そういわれてみれば、左肺の下にかすかに白いものが見えます。そして現在の写真、それは両肺の下部に不気味に広がっており、CTの画像もそれをさらに裏付けています。残念ながら、間質性肺炎であることは間違いないようでしたが、この日は医師からそれ以上の詳しい説明はなく、医師から指示された通り採血と肺機能検査をして、午後2時頃、病院を出ました。

 この難病に罹患していることが確実ということであれば、なにはともあれ、最悪の事態を想定した上での対応策を急がねばなりません。そこで、事務所に戻るなりスタッフに集まってもらい、これまでにわかっている範囲で状況を説明、いつ自分が抜けても仕事に大穴が開くことがないよう手を打って行くので、協力してくれるようお願いしました。

 和歌山市毛見の浜の宮海水浴場に面した風光明媚な事務所は「和歌山有機認証協会」と「わかやま環境ネットワーク」という二つのNPOがシェアしており、自分はこれらNPOの創設者であると同時に現在に至るまで事実上の責任者を務めています。スタッフは私を除き5人。いつまでも自分が居座っては組織の発展は望めませんので、世代交代の準備をボチボチ進めているところではあったのですが、こうなれば悠長なことでは間に合いません。とにかく急がないと!

 頼りにしているスタッフたちは、神妙な面持ちで私の説明を聞き、さすがにやや重苦しい感じの空気の中で質疑が少しあって、無言のうちに私の提起を了承してくれました。といって、まあ、そうする以外の選択肢ってないんだけど・・・(^_^;)

 こうしてこの瞬間から、自分がいなくても仕事が滞らないよう、打てる手を打っておくことと、それからインターネットを通じての間質性肺炎に関する情報の収集に没頭。その一方で、対応策に苦慮したのが森林インストラクターの養成講習と試験をどうするか。ことに養成講習はもう目の前に迫っていました。

 森林インストラクターの資格はまあ、もともとどうでもよくって、自分としては森林生態系や林業のことを集中して勉強するのに、なにか外的強制がないと長続きしないと思い、この資格取得を目標に位置づけることで勉強のテコにしようと考えていただけです。しかし、大学受験と同様この手の資格試験をパスするには独特のテクニックが必要あって、知識の蓄積ももちろん重要ですが、それとともに出題者が望む回答を要領よく書く能力を鍛えなければなりません。

 森林インストラクター試験に即していえば、題意に沿う300字程度の作文5本ほどを、1本10分くらいの時間配分でいわば条件反射的機械的に書き出す能力ですが、これは勉強というより脳と手が連携したフィジカルトレーニングに近いものです。まあ、健康で時間が十分ある身ならそんなトレーニングもたまにはいいかもしれませんけど、自分にどれだけ時間が残されているかわからない状況で、そんな無味乾燥なことに時間を浪費したくはない。また、仮に奇跡的に試験に受かったとしたって、その資格を活かせる時間などないんじゃないか。ということで、散々迷った挙げ句、とりあえず直前に迫った8日間通しの養成講習と、そのために予約していた宿をキャンセルしました。

 が、この判断を伝えると、家族ほか近しい人たちが皆さんそろって、「何を弱気な!」「お前さんらしくもない!」と、オール厳しい叱咤のご意見。・・・てか、みんな、親身になって応援してくださって本当にありがとうございます。これに応えなければオトコがスタるかもってハナシなのであって、まあ、試験に受かるための「フィジカルトレーニング」はやめにするけど、講習だけはとにかく受けてこようと思い直し、慌てて主催者にメールを送っていったんは取り消した受講申し込みを復活、あわせて一度キャンセルした宿を再確保しようとしたんだけれど、これがなかなか・・・(^_^;)

 全課程8日間の講習会の会場は東京メトロ丸ノ内線茗荷谷駅近くの全林野会館で、この全林野会館は宿泊もできます。つまり、ここに泊まれば、極端なはなし、スリッパ履きでも講習に通えるってわけなので、3月の時点で早々と講習会前夜から8泊通しでの予約を入れていたのでした。それをキャンセルして再び取りに行ったのですけれど、ん〜、さすが東京都心、わずか二日ほどの間にすでに一部の日は満室となっていて全部はとれませんでした。が、宿を転々とするなんてヤだもんねえ、ここで諦めず連日電話してキャンセル状況を確認、開いたところを次々に埋め、最後にはなんとか全日程、部屋が変わる可能性はありますがとにかく、ずっと全林野会館で過ごせることになりました。 なんつうか、優柔不断はやっぱ、あとで損するね。 今更だけど。

 といった次第で、いま、新幹線に乗って東京に向かっている訳です。
  (いま名古屋を過ぎたところ)
 明日からは、この講習会の模様にも触れながら、書いて行きたいと思います。



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