8月14日、長い養成講習も今日から後半戦に突入です。今日の講義は「野外活動基礎技術」「キャンピング」「野外活動概論および指導法」そして「森の民俗学」の4講。

 前の二つは、野外をフィールドとする環境教育の意義と可能性、さらに具体的な技術にわたる話です。厳冬のアルプスを含め四季の山を渉猟し、「野宿のプロ」を自認してきたコジローとしては、いまさらキャンプの技術もないようなものですが、これはあくまで山を歩く必要に迫られての野営であって、今回の講習のように明確な教育目的を持って組織的に実施するキャンプとは全然違います。不便な自然の中で仲間が協力し合って暮らすことにより得られる教育効果はきわめて大きく、このことに着目して実施されている欧米での教育キャンプは4週間ほどが普通だそうです。ま、そんなキャンプに参加したり、協力したりする機会が今後あろうとは思えませんが、自然の教育機能という点では学ぶところがありました。

 野外活動概論は、一昨年6月に国会の全会派が賛成して成立した「スポーツ基本法」などにも触れた、スポーツの本質についての話でした。日本のスポーツ界に根深くはびこる軍隊的な体罰や、全柔連に見る権威主義的な暴力体質は、この国で「体育」と称されてきたものが、本来「遊戯」と楽しみを本質とするスポーツといかにほど遠いものであったかを如実に示しているという講師の話は、まことにもっともです。ついでですが、そんなスポーツ超後進国が、厚かましくオリンピック招致など、恥ずかしくはないのかというのがコジローの意見です。

 で、最後が「森林の民俗学」。野本貫一さんの『神と自然の景観論』から説き起こし、万葉集や古事記、柳田国男や折口信夫らもひいての、日本人の信仰心を含む精神世界と森林との関係を説き起こすすごい内容の講義でしたが、2時間ではちょっと消化不良になりそう。コジローは野本貫一氏の『景観論』も柳田も折口も読み込んでいたのでなんとかついて行けましたが、初めて聞く人にはしんどかったんじゃないかな。神奈備(かんなび)とか神籬(ひもろぎ)とか、ん〜、何のことかわかるかなあ・・ そういえば寝てる人も多かったなあ。(^_^;) ともあれ、自分にはすんごく楽しい講義だったからいいんだけどね。え? 具体的な内容? とてもここに書けるものではないので、またの機会に。

 さて、今日は、プログラムの都合でいつもより1時間早い5時15分に終了。この時間に終われば、あとの行動にも余裕があります。で、中華料理屋で夕食を食べて、お風呂に入って、さっさとブログを書き上げまして、さて、これからサッカー見ながらビールタイムなんだよね。ではでは。(^o^)v 

 
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