11月16日は、東京文京区の全林野会館で森林インストラクターの二次試験が行われました。

 一次試験の合格通知とあわせて送られた二次試験の案内には、朝8時45分に会場集合と指示されています。当日朝一番の電車でも飛行機でも、和歌山からこの時間に到達するのは不可能なので、和歌山発東京行きの夜行バスを手配しようと思ったら二週間も前になんと満員! こんなこと初めてで慌てましたが、さらに探してみると南紀白浜から横浜・東京行の夜行バスがあることを発見、そのバスを予約して前夜に海南駅前で乗り、翌朝池袋駅に6時40分ころに到着することができました。

 全林野会館はあの8日の講習を受けた懐かしい場所です。東京メトロ丸の内線茗荷谷駅近くのカフェで軽い朝食をとって時間を調整し、8時過ぎに会場に着くと、すでに受講生が10人ばかり着席していました。早速、例によって最前列の特等席を占めたあと、会場に貼ってある受験生名簿を確認すると、コジローの受験番号は111番。ざっと見た限り受験番号は三桁のランダムで、どんな順で並べたのかわかりませんが、ともあれ「取れるときには全力で1番を取る」のが信条の自分にはラッキーナンバーです。

 全国8カ所で実施された一次試験を突破してここに集合した二次試験受験生は総勢73人。うち女性が16人で比較的若く、男性は高齢者が多い印象でした。二次試験の内容は実技と面接各5分ですが、6割強の受験生が実技試験を免除されていました。試験は一日がかりで日が暮れるまで行われます。

 受付を終えて全員が着席するとまず試験のガイダンスがあり、続いて藤森隆郎博士の講演。藤森先生は多数の森林林業関係の著書をお持ちの超有名な先生で、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の日本代表執筆者でもあり、コジローもそのご高名だけはよく知っています。8月の講習会でも冒頭の森林生態学の講義を担当されたのですが、今回は文化や精神も含めた森林と人間との関わり、森林インストラクターの心得などについて、痩躯をピンと伸ばし飄々と語られました。

 その後10時20分からいよいよ二次試験。遠方の受験生から済ませて早く帰れるよう配慮されているようで、2会場に分かれて同時進行で行われる試験でコジローは午前中のラストでした。その順番を待つあいだ、近くに座った受験生数人と話したのですが、どなたも2回以上のチャレンジでようやくたどり着いたとのこと。コジローは知らなかったのですが、合格した科目の受験免除期間が最近3年から5年に伸ばされたらしく、それでなんとか首がつながってここまでこぎ着けたとおっしゃる方もおられました。夏の講習会や大阪での一次試験で知り合った方には、どなたもお目にかかれませんでしたし、やっぱ、難しい試験だったんですねえ。

 さて、いよいよ順番が回ってきて試験会場に入室すると、藤森先生を中央に、三人の試験官が着席しておられました。左の方は日本の女性登山者の草分け小倉薫子(のぶこ)さん。このお二人の圧倒的な存在感で、右の方はきちんと確認できませんでした。

 話すよう求められたのは、自己紹介と森林インストラクターを志した動機、次いでこれから目指す活動。ま、話すのは得意な方なのでいつも通りテキパキ話し、特に有機農業の意義など藤森先生も大きく共感され我が意を得たりで面接を終えたのですが、最後に小倉さんから「あなた、バババって立て板に水もいいけど、もうちょっとゆっくり話したほうがいいわよ、お年寄りや子供もいるんだし」って、キツーい一言。(^_^;)  ともあれ、席を立とうとすると藤森さんから、「森林インストラクター、あなたにぴったりですからね、おおいに頑張ってください」と激励されましたから、まあ合格したってことだと思いますが、正式の発表は12月の上旬だそうです。

 ということで、とにかく二次試験は終わりました。


IMG_0126.jpg
 茗荷谷駅前のサンマルクカフェで。隔離された喫煙室、なんか、収容所の雰囲気です。

IMG_0127.jpg
 制服ショップ。これも不思議な雰囲気でした。 

IMG_0131.jpg
 元の東京教育大学(現筑波大学)キャンパスの植栽を生かした緑地に、こんなオブジェがありました。この中央に座ると、二人の女性から見つめられている嬉しい図に。・・・で、もちろんコジローのこと、通りがかりの人にそのシチュエーションで撮影してもらったのですけれど、それはちょっと載せられないよねぇ。ではまた~です。
関連記事
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://yamatomori.blog.fc2.com/tb.php/82-3b0a689f